【自爆テロ】ジャカルタのバス停で爆発、イスラム国(IS)との関係は?

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5月24日夜、インドネシアの首都、ジャカルタのバスターミナルで爆発事故が起こり、世界的なニュースになっていますね。

現在、首謀者が自爆していることからテロである可能性が高いとされています。

ジャカルタでの自爆テロということで、過激派組織「イスラム国(IS)」が関係しているとも考えられますが、実際のところどうなのでしょうか?

今回の事件も踏まえて、イスラム国について考えていきましょう。

ジャカルタのバスターミナルで自爆テロ

5月24日日本時刻午後11頃、インドネシアの首都ジャカルタの東部にあるバスターミナルで大きな爆発がありました。

爆発は2回あったようで、現場付近に居合わせた方によると、1回目の爆発から約5分後に2回目の爆発音がしたそうです。

1回目はバス停の入り口、2回目はバス停のトイレで爆発が起きたとみられていて、当時現場は長距離バスを待っている人などで混雑していました。

地元のメディアでは、バスターミナルの窓ガラスや、付近にあったバイクが大破している様子が報道されたようです。

この爆発で、少なくとも警察官1人が死亡し、他に5人の警察官が負傷していることがわかっています。

そして、現場には爆発を起こしたと思われる人物の遺体が見つかっており、このことから自爆テロである可能性が高いとみて、警察は動機などを捜査中です。

今のところ、イスラム国との関係性は判明していないようですね。

インドネシアのイスラム教徒は世界最大

インドネシアのイスラム教徒数は世界最大で、人口約2億人のうち9割がイスラム教徒です。

インドネシアでは出生届を出す際に、名前などと一緒に信仰する宗教を登録することが決められています。

日本のように、「どの宗教にも所属しません」はダメなんです。

しかし、インドネシアは「イスラム国家」ではありません。

イスラム教以外にも、キリスト教のプロテスタントとカトリック、儒教、仏教、ヒンドゥー教を信仰することが許されていて宗教の自由がある国だと言えます。

イスラム教徒にも、豚肉を食べたりするような”ゆるい”教徒もいて、信仰の度合いも人それぞれのようです。

過去にインドネシアで起きたテロ事件

インドネシアでは過去にもテロが発生しています。

2016年の爆発は記憶に新しいですよね。

今回の爆発事故との関係性があるかはわかりませんが、過去の事件をまとめてみました。

2016年1月に発生した爆発

去年1月にイスラム国によるテロが発生したのはまだ記憶に新しいですよね。

東南アジアでイスラム国によるテロが起こったのはこれが初めてで、20人以上の死傷者を出し、世界中が恐怖に包まれました。

ISインドネシア支部によるテロで、爆発や銃撃戦の中、民家人2人と実行犯の5人が亡くなりました。

2002年10月バリ島での事件

今から15年前、バリ島で爆弾テロ事件が発生しました。

路上に止めてあった自動車が突然爆発し202名もの方が亡くなってしまうという悲惨なものでした。

バリ島ということで、外国人観光客も多かったといいます。

この事件で、イスラム過激派の「ジェマ・イスラミア」の幹部の多くが反抗容疑で拘束され、実行犯の3人は死刑になりました。

インドネシアがテロの標的になる理由は?

なぜ、インドネシアはテロの標的になってしまったのでしょう?

それはやはり、こくみんのほとんどがイスラム教であることに関係していると思われます。

インドネシア内ではイスラム教の信仰は厳しいものではないようですが、イスラム国に加入するためにインドネシアから中東へ向かう若者が増えていて、その人たちが帰国しインドネシア国内でイスラム国の考え方を広めているようです。

今回の事件はイスラム国によるものなのか

では今回の事件はイスラム国によるものなのかというと、今のところはっきりと断定することはできません。

しかし、イスラム国がかかわっている可能性は十分にあると言えるでしょう。

5月27日からイスラム教の教えである「ラマダン(断食)」が始まることもあり、今回の爆発との関係性も考えられています。

現在日本は2020年に東京オリンピックも控えていますし、もっとテロについて理解を深めていく必要性がありますね。

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