【A型?B 型?】インフルエンザの種類による違いを徹底解説 その2【2017】

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~B型インフルエンザとは~

[主な症状]

B型インフルエンザの症状の大きな特徴は、下痢、嘔吐といった消化器官の症状が出ることです。これらの症状によりノロウィルスなどの感染性胃腸炎と間違われることがあります。

B型インフルエンザにも発熱の症状が見られます。しかし、A型インフルエンザのように40℃を超えるような高熱が出ることは少なく、38℃くらいまで上がるということが多いです。中には、平熱のままだったり、微熱しか出なかったということもあるようです。

インフルエンザというとA型のイメージが大きいので、高熱が出ないとインフルエンザを疑わないという人も結構多いのです。そのため、正しい診断が行われず、症状が悪化したり感染が拡大するということにもなりえます。

そして、B型インフルエンザはA型にくらべ症状が長引きやすいというのも特徴です。イメージとしては、A型は激しい症状が急激に襲ってきて、B型は弱めの症状がずっと長引くといったところでしょうか。

どちらも辛い症状であることにかわりがありませんね。

[ウィルスの特徴]

B型インフルエンザのウィルスはA型のように激しい変異がありません。

そのため、細胞表面抗原も、ヘマグルチニンが1種類、ノイラミニダーゼが1種類の計2種類しかありません。A型インフルエンザは144種類ですから、B型と比べると、それがどれほど大きく変異したのかがわかると思います。

あまり変異が起きないということは、免疫に弱くなるということになります。B型インフルエンザは予防接種や感染によって一度抗体ができれば、一定期間免疫が有効になると言えるでしょう。

また、B型インフルエンザは人以外の動物にかかることはありません。

突然変異で症状が重くなったり、治療薬が効かなくなる確率も低いと思われます。

[感染予防や治療方法は?]

B型インフルエンザが流行する時期はA型インフルエンザより少し遅めの2月~3月です。A型ほどではないですが感染力はとても高いです。手洗いやマスク、室内の加湿などを徹底的に行い、感染経路を断ちましょう。

B型インフルエンザは潜伏期間が1日~3日あり、感染後すぐに症状が出るA型より症状が遅れて出ます。潜伏期間は自覚症状がないので、感染したことに気付かず他の人と接触してしまい、感染を拡大させるケースも多いです。

感染した場合は、こちらもタミフルやリレンザなどの抗インフルエンザ薬で治療します。下痢、嘔吐、発熱などの症状が緩和されても、ウィルスが完全に抜けるまでは感染力があります。処方された薬は必ず飲み切ってください。

また、A型同様に、市販薬を飲むことはインフルエンザ脳症などの合併症を引き起こす可能性があります。どうしても使用する場合は医師、薬剤師との相談の上使用するようにしましょう。

~C型インフルエンザとは~

[おもな症状]

C型インフルエンザのおもな症状は風邪と同じで、発熱や咳、くしゃみ、悪寒や倦怠感などです。

なかでも鼻水の症状が強く出ることが多いようです。

風邪と症状が似ているため、インフルエンザだと気づかないこともすくなくありません。

[ウィルスの特徴]

C型インフルエンザウィルスはA型、B型とは大きく違っています。

C型インフルエンザの細胞表面抗原はヘマグルチニンエステラーゼ(HE)という1種類のみで、変異もほとんどしません。

免疫に弱く、一度免疫がつけば一生持続するので、2回以上かかることはまずないでしょう。そのため、爆発的な流行が起きることもありません。

[感染予防や治療方法は?]

C型インフルエンザは、A型B型のように季節によって流行るものではなく、一年を通して感染の可能性があります。

おもに免疫力の低い5歳以下の幼児が感染・発症し、誰もが一度はかかっていると言われています。まれに大人がかかることもあります。

C型インフルエンザは通年性のもので、流行の時期だけ気を付ければいいというわけではありません。感染するのが免疫力の低い幼児なので、普段から手洗いうがいなどの対策を習慣化しましょう。

【まとめ】

いかがでしたか?

A型、B型、C型と、同じインフルエンザウィルスでも特徴があるということがおわかりいただけたかと思います。

一般的にインフルエンザというとA型のことをさしていることが多く、B型やC型にちゃんと目を向けられていません。

インフルエンザについてきちんと理解し、発熱以外にも様々な症状があるということをおぼえておきましょう。

インフルエンザに限らず、手洗いは感染症リスクを大きく減らすことができます。

ぜひ、外から帰ったら手洗いだけはするようにしてください。

そして、症状が現れたら、自分で対処しようとせず、できるだけ早めに専門の医療機関を受診するようにしましょう。

即座に対応することで症状を軽くしたり、感染の拡大をふせぐこともできます。

それでは、皆様の健康を心よりねがいます。またおあいしましょう。

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